乱杭歯、八重歯(叢生)
前歯のデコボコを改善する時期は?
上顎の前歯4本が、は萌え変わったら、すぐにデコボコの改善を行いましょう!
特に前歯の隣の歯が、裏側に萌えてきた場合は、早やかに表側に移動を行なう事。
その際、乳犬歯は抜歯するケースが多い。
これを第一段階の治療として行なう!
なぜ! 小学校の低学年の内に、上顎前歯の再配列を行なうのか?
それは、歯槽骨頂のすぐ上を走行する歯間水平線維(図の青い線)が、歯の萌出とともに、隣接歯間に、走行しお互いの位置関係を認識し、その関係を維持しようとする。これが、後戻りの原因となる為、上顎前歯4本の再配列は萌出とともに早やかに行なう方が良い。
もし、早期に矯正治療をしなかったら・・・
顎の発育を阻害し、歯並びがもっと悪くなります。また、顎関節の発育も阻害し顎関節症を発症いたします。
乱杭歯の症例
治療前は、前歯部にかなりの叢生と捻転が認められる。このまま、永久歯列になると、治療がより一層難しくなるなり、必ず抜歯治療となりますが、永久歯の萌出交換をうまく管理していくと、初診時かなりの叢生があっても、非抜歯治療が可能となります。
治療の4つのキーポイント
- 乳犬歯の抜歯
- 上顎の前歯4本の再配列
- 歯列の拡大
- マルチブラケット装置装着
治療前
治療経緯 治療後
患者さま情報
年代 | 小学生 低学年 |
お悩み | 前歯のデコボコを気にしている |
症状 | 叢生 |
治療法 | リンガルアーチ 拡大床 マルチブラケット装置(非抜歯) |
期間 | 7年10ヶ月 |
費用 | 94万円位 |
注意事項 | 拡大床は装着時間が短いと、効果が得られません。マルチブラケット装置を装着すると、食事がしづらかったりしますが慣れるに従い自然に食べれる様になります。また装置周辺は汚れが残りやすく、歯磨きには治療前より注意が必要です。 |
矯正装置紹介
上顎前歯の再配列を行なう装置
アクティブプレート(床矯正装置) | マウスピース型矯正装置 | リンガルアーチ(舌側弧線装置) | マルチブラケット装置 |
歯列を拡大する装置
拡大床(スローエキスパンジョンプレート) | ループ付きリンガルアーチ | クワッドヘリックス | 急速拡大装置 |